微熱官能文庫AVノヴェルス

2010年11月 1日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・32

近親相姦・愛縛の巨乳母/和希優子

グローリークエスト発売作品

 予備校に通う息子のシュウは、気が弱く、いまだに母に甘えるような子供だった。夫が他界したあとは、特に母子ふたりだけということもあってか、自分に甘えてくるシュウ。しかし美和子もそれではいけないと思いつつ、つい甘やかしてしまうのだった。
 そんなある日、シュウが洗濯前の自分の下着の匂いを嗅ぎながらオナニーしているのを見てしまった母。シュウの部屋に行き、そんなことをしてはいけない、と叱りながらも、「お母さんが見ていてあげるから、ここでオナニーしなさい」とつい言ってしまう。シュウは「お母さんを見ながらしていいの?」と嬉しそうにオナニーを始めるのだった…。
 そんな母子の関係を「普通」だとは思ってはいない。けれどシュウのことが愛しく、可愛いのだった。
「母さん、脚を開いて下着を見せてよ…お願い」
 シュウが自分のおち○ち○を握りながら言う。ためらいがちに、しかし息子の要求通り、脚を開いて下着を見せる母。
「ああ、お母さん…」
 シュウの気持ち良さそうな表情を見ているうちに、美和子も興奮してしまったようだ。
「シュウちゃん、お母さんが手伝ってあげる」
 とシュウのおち○ち○を握り、そして口で…。
 そんなことが繰り返されながらも、一線だけは越えない、と強く思っていた母だった。
 夫が他界してからは、貯えで生活してきた母子だが、それもいつか底をついた。シュウの予備校の学費もある。美和子は思い切って義兄に借金を申し入れ、義兄は自分の「妻には内緒で」と用立ててくれた。
 そしてまた、美和子は義兄の家を訪ねていた。
「またですか。以前貸した金もまだ返してもらっていないじゃないですか。妻に内緒で貸しているんだからそんなには無理ですよ。それに美和子さん、そこまで困っているのならどうして働かないんです」
「お願いします。なんでもしますから…」
 美和子は必死に頭を下げる。
「なんでもって…。また体でっていうの? そこまでするのなら風俗でもなんでも仕事はあるでしょう」
 唇を噛んでうつむく美和子。義兄の言うことはわかっている。しかしシュウといっしょにいる時間を減らしたくないという思いはわかってもらえないだろう。
「わかりました。そこまで言うのなら貸しますよ。…そのかわり」

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2010年10月25日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・31

美人妻の性欲/当真ゆき

MOODYZ発売作品

~第三章~人妻の不貞

 夜、ひとりで夫の帰りを待つ妻。残業なのか、飲みに行っているのか、いつもの帰宅時間はとっくに過ぎていた。
「遅いなあ、どうしたんだろう…」
 ため息まじりにそんな独り言が、口をついて出てしまう。ダイニングテーブルで頬づえをつき、ぼんやりしていると、玄関のチャイムが不意に鳴った。
 急いでドアを開けると、泥酔した夫が倒れ込むように入ってくる。かたわらには、夫の部下らしき男性がいたが、その顔を見て、妻はハッとしたが、それを表情には出さないように、気をつけた。
「ただいまあ」
 酔った夫は、怪しげな口調でそういうと、玄関に倒れ込む。
「ああ、部長、大丈夫ですか?」
 男が気づかって、夫の体を起こそうとする。
「ああ、大丈夫、大丈夫。おい、キミも入れ、飲み直そう、な!」
「いや、もう遅いですし、奥様にもご迷惑ですよ」
「なにを言ってる。明日は休みじゃないか。飲もう、な、飲もう!」
 夫は男の体を抱えるように、まるで逃がさないぞと言っているようにして、「飲もう」と言う。
「とにかく中へ」
 妻はそれだけ言うと、先に立ってふたりを中に招き入れた。
 リビングのソファに夫を横たえると、「キミ、帰ったら許さんぞ」と言ってそのまま眠り込んでしまう。
「すみません、夫がお世話になりまして。あんまり飲めもしないのに、お酒が好きで…」
 男の顔から、あえて視線を外しながら妻は言う。
「いえ、いいんです。気になさらないでください」
 そういうと、思い出したように男は続けて言った。
「帰る前に…お水を一杯、いただけますか?」
「え、はい」

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2010年10月18日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・30

蛇縛の極道挽歌2
極道には、極道なりの仕打ちがある…

アタッカーズ発売作品より

 暴力団「乱田組」の事務所から組員の男を連れ出そうとしている女がいた。男は脚を痛めていてひとりでは歩けない。肩を貸しながら階段を降りていると、ふたりを呼び止める声がした。
「待て!」
 階段の上に、拳銃を構えた組長の乱田がいた。
「その男をどこに連れて行こうっていうんだ?」
 質問をした瞬間、隙ができた。女はそれを見逃さず、スカートの下に隠していた拳銃を引き抜くと、乱田の向けて引き金を引いた。乱田の右のすねに命中し、彼は叫び声を上げて倒れ込んだ。
「さ、今よ」
 女は男を促して事務所を出て行った。が、逃げきることはできず、乱田の手下たちに捕まり、連れ戻されてしまった。
 ふたりはとある地下室に監禁された。男は上半身裸にされ、ロープで縛られ、コンクリートがむき出しの床に座らされている。女もやはり縛られた状態で、椅子に座らされ、その目の前には乱田が拳銃を構えて立っている。
「言ってもらおうか。なぜ、この男を連れ出そうとしたのか。おまえが何者なのか…」
 しかし女は口を固く結び、首を小さく左右に振るだけだった。
「仕方ない、男に聞くとしよう。おい、この女はおまえのなんなんだ。なぜ組を抜けようとした」
 突きつけられた拳銃に怯える男に、女は「言っちゃダメよ」と強く言い放った。
「言わないと死ぬぞ」
 乱田の指が引き金にかかり、グッと力が入る。
「あ、あの…」
 男が何かを言おうとしたその瞬間、乱田は引き金を引き、男は頭から血を流して絶命した。
「アブねえなあ、もう少しで言っちまうところだった。そうだろ? え、お嬢さん」
 女は殺された男と乱田を交互に見ながら、言い知れぬ恐怖感じていた。
「こいつがしゃべっちまったら、あんたに話してもらう楽しみがなくなっちまうからなあ。ゆっくり、その口ですべてを話してもうからな。いいな」

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2010年10月11日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・29

アナル凌辱事件簿外伝
新妻牝奴隷

アタッカーズ発売作品より

 公務員の夫と結婚して幸せな日々を過ごしている小春。
 その朝もいつものように夫を見送って玄関の前で会話を交わす。
「なるべく早く帰ってね」
「うん、可愛い奥さんが待っているんだから、飛んで帰ってくるよ。行ってきます」
 夫の頬にキスをして、出かけていく後ろ姿に手を振る、小春。幸せの絶頂と言ってよかった。
 しばらくして買い物に出かけようと、自宅の前に駐車してある車に乗り込み、発進させると、目の前に老人が。小春はアッと思いブレーキをかけたが、老人はううっとうめき声を出してそのまま路上に倒れ込んで行った。
「すみません、大丈夫ですか?」
 急いで車を降り、老人に駆け寄りながら声をかけるが、老人は腰の当たりを押さえながらうめくばかり。とにかく病院へ、と思い、老人を車に乗せようとする。
「いや、大丈夫。そんなに大げさなもんじゃない。それより、家が近所だから送ってくれないか」
 老人はそう言って、かたくなに病院へ行くのを拒否して、小春に自宅まで送らせるのだった。
「まあ、お父さん、どうしたんですか。…この方は?」
 老人に肩を貸して、老人の家の玄関に入ると、置くから女性が出て来てそう言った。どうやらこの家の嫁らしい。
「すみません、わたし、おじいさんを車でぶつけてしまって…」
「なんてこと…。お父さん、大丈夫ですか?」
 女性は老人を気遣いながら、奥の部屋に声をかけて夫を呼ぶ。
「アナタ、ちょっとアナタ、お願い。早く来て」

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2010年10月 4日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・28

競泳水着モデルレイプ
水の中の果肉5

アタッカーズ発売作品より

 弘美は競泳水着モデルになって、最近注目され始めたところだったが、恋人ができ、仕事を辞めようと考えていた。
 その日もグラビアの撮影で、プールサイドでポーズを取りながら、マネージャーにどう切り出そうかと迷っていた。
「あの、あたし…」
「ん、どうしたの、弘美ちゃん」
「あたし、彼氏ができて…結婚しようと思っているんです」
「ええ、それってまさか…仕事を辞めたいって言うんじゃ…」
「はい…」
 弘美の話を聞いて、マネージャーは大慌てで事務所の社長に電話をかける。電話の向こうで社長が怒鳴っているの声が、弘美の耳にも聞こえてくるのだった。
「どうしても辞めるっていうの」
 社長室のソファで、体を固くして、こくりと頷く弘美。
「これからというときに…。いままで弘美のためにしてきたことが無駄になってしまうよ。第一、もう契約してしまっている仕事はどうするの」
「それはキチンとやらせていただきます」
 社長はフーッと大きなため息をついて、デスクに両手をついてうなだれると、何かを決心したように口を開いた。
「…いまさらなにを言っても無駄か。わかった。そのかわり契約済みの仕事はしっかりやってもらうよ、いいね」
「社長。はいわかりました」
 満面の笑みを社長に向ける弘美に、封筒を手渡しながら、社長が言った。
「これはお祝いだ。このあいだ旅行会社のポスターの仕事があっただろう。その会社からもらったんだ。自分は時間がなくて行けそうもないし、彼氏とふたりで行って来るといい」
 封筒の中には海外旅行のチケットが2枚入っていた。

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2010年9月27日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・27

美人エステティシャン サイレントレイプ
声を出せない私

アタッカーズ発売作品より

 そこはとあるエステ店。だが、ロビーで順番をまっているのはスーツ姿の男性ばかり。奥のドアが開き、エステティシャンの女性が待ってる男性客のひとりを呼ぶと、受け付けでパソコンの画面を見つめていたオーナーらしき男が立ち上がり、ドアに近づいてきた男性客に小声で囁いた。
「お客様、本日はほかのお客様も大勢みえていますのでわからないよう、お願いいたします」
 客は男の言葉にうなずいて奥の部屋に入っていった。
 部屋の中ではひとりの男性客がマッサージを受けている。ブラインド状の仕切りで隔てられた隣のベッドに、下着になって横になると、客はフットマッサージを受け始める。が、隣の客のようすを見て、こちらを気にしていないと察するとエステシャンの尻をなで始める。そう、ここは特別会員に対して性的なサービスを提供するエステ店なのだ。
 隣の客のようすを見ながら男の手はダイタンになっていき、短いスカートをまくり上げ股間の奥へ指を延ばしていく。エステティシャンはじっと耐えるようにマッサージを続ける。
「それではうつ伏せになってください」
 隣でエステティシャンの声がする。客はうつ伏せになる。顔は向こうを向いているのでこちらを見ることはない。すると男は上半身を起こすとエステシャンの耳元で「フェラしろ」と命令する。急いで下着を脱ぐと、押さえつけるようにエステティシャンの頭を自分の股間に持っていく。
 隣の客に悟られないようにしながらフェラチオをするえすてしゃん。そんなドキドキ感が特別会員たちに好評なのだという。
「はい、当店は一流のエステティシャンによる特別なサービスを提供するということでご好評をいただいております」
 受け付けではオーナーが電話の問い合わせに応じていた。
「先日新しいエステティシャンが入店したところですので、数日後には特別サービスができるように教育しておきます」
 フェラチオをしているあいだに隣の客が帰っていった。するとオーナーは室内の音楽のボリュームをあげる。これが合図となって、男は隣を気にする必要がなくなったことを知り、床に降りるとエステティシャンをバックから犯していく。
「う、うう」
 肉棒が強引に侵入してくると、エステティシャンは自分の口を手で押さえ声が漏れないようにする。腰の動きが激しくなるに連れ漏れそうになる声を必死で抑える。
そんな彼女の姿にさらに興奮して、ますます動きを激しくする男。突き上げられるたびに漏れそうになる声。これがこのエステ店での人気プレイというわけだ。

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2010年9月20日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・26

女怪盗 女豹7
懸けられた賞金首

アタッカーズ発売作品より

「しゃがめ」
 マンティスと呼ばれる表情のあまりない男が静かに命令する。
 着ていたTシャツをナイフでズタズタに引き裂かれ、胸を露出した状態で、未来はその命令に従うしかなかった。
 そこは組織のアジトの一室で、周囲はコンクリートがむき出しになった地下室のような場所。いまそこにいるのはマンティスと未来のふたりだけだ。
 未来をしゃがませると、マンティスはズボンを脱ぎ下半身を露出させると彼女の前に立って言った。
「どうすればいいか、わかるよな」
 未来の顔の目の前に露出した下半身を見せつけるように立ち、右手にもったナイフを未来の顔の横にかざして見せる。
「ナイフをしゃぶりたければ、そっちでもかまわないんだぜ」
 未来は言葉も出せず顔を左右に振り、おずおずとマンティスの下半身に顔を寄せていくが、いざとなったらそれをしゃぶる勇気もでない。何度かためらったのち、舌先で亀頭に触れたあと、思い切ったように口にふくんでいった。

 政財界と裏社会がつながる秘密サロン「SODOM SALON」。そこにはサロンを象徴する香炉があった。
 かつて秦の皇帝が女奴隷たちを集め、阿片を炊いたという、退廃と背徳を象徴する香炉であり、サロンの趣旨を象徴するものだった。
 その香炉を盗み出すため、3人の女怪盗、女豹がサロンに潜入していた。
 カレンは通信の制御装置に自分たちの端末を取り付け、アジトでパソコンを操作する未来にデータを送る。寧々は警備室に潜入し、監視カメラの情報を集める。香炉の保管場所、潜入経路がわかると未来も合流する。
 3人がまず入ったのは成り金趣味丸出しの部屋。まさに退廃と背徳を象徴とするサロンにふさわしいといえるかもしれない。
「このサロン、政財界だけでなく裏社会もからんでるから、借金で困ってる女性を連れてきて奴隷のようにしているって話しも聞いてるわ」
「お金や物で済んでるうちはいいけど、人で遊びだしたら手がつけられないね」
 寧々の言葉に未来が答える。
「だからその象徴である香炉を盗み出してやるのよ」
 カレンが3人の意志を代表するように言った。
 奥の部屋の扉を開けると、その中央にアクリルのケースに入った香炉があった。ケースには電子ロックがされていたが、すでにカレンがパスワードを入手していて、すんなりとロックが解除され香炉は3人の手に入った。
 笑顔でそれぞれを見る3人。裏社会がからんでいることでサロンに忍び込もうとする者がいないだろうと油断しているのか、警備も甘く、まんまと香炉を手に入れることが出来た。と思った瞬間、警報装置が部屋に鳴り響いた。

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2010年9月13日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・25

麻薬潜入捜査官カレン
--失った愛情--

アタッカーズ発売作品より

 ベッドの上で、一組の男女が抱き合っていた。男は彼女の中に激しく挿入し、彼女もその快感を受け入れていた。が、ふと彼女の目が部屋の中に置かれた写真立てに向けられると、それまでのうっとりとした表情が急激に醒めていった。
 写真には、彼女の妹が写っていた。
 彼女の妹は、いまアンダーグラウンドで流行しているドラッグ「オルゴン」の犠牲となった。
「オルゴン」はデートドラッグと呼ばれるものの一種で、服用すると意識が朦朧とし、ハイとダウンを繰り返す。服用して楽しむというより、女性に飲ませてレイプする目的に使われることが多い、危険なドラッグだった。
 彼女の妹はその薬のため、男たちにオモチャにされたあげく殺されてしまったのだった。
 男が彼女の上で果てた。
「どうした、よくなかったか」
「…ううん、そんなことないよ。それより、捜査はどう?」
 彼女と男は共に麻薬捜査官だった。彼女の妹を死に追いやった「オルゴン」を密売しているグループの捜査を進めているところなのだ。
「うん、昨日ネットで面白いやつを見つけたよ。ドラッグの密売人だ。チャットで少し話しもした。だけど、ものすごくキレるやつだ。こっちを信用させるために多めにドラッグを注文しておいた」
「そう…」
「まあ、こっちの線だとあんまり有効な情報は得られないかもしれないが…。なあ、ふたりで会っているときくらい仕事の話は止めにしないか」
「…うん、そうだね」
「今度の日曜、おまえも非番ならどこかに行こう。たまには気分転換も必要じゃないかな」
「今度の日曜はちょっと…」
「なんだ、用事でも?」
「妹の一周忌なの」
「…そうか。おまえの気持ちはわかるけど、いつまでも妹さんのことばかり考えてても仕方ないんじゃないかな。そんなことじゃ、いまにひとりぼっちになるんじゃないかな」
「…え…?」
 男は服を着ると、まだ裸のまま彼女を部屋に残してドアに向かってあるいていった。
「じゃあ、また連絡する」
 ドアを開け出て行く男の後ろ姿に、彼女は一瞬、追いすがろうとしたが、そのままベッドの上に座り続けていた。

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2010年9月 6日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・24

夫の目の前で犯されて--
貞淑妻の壊されたアナル/南波 杏引退作品

アタッカーズ発売作品より

「沙織、吉村さんとちょっと窯まで行ってくる。笹木さんは残るそうだから」
「あ、はい。いってらっしゃい」
 松木は台所にいた妻の沙織にそう声をかけると、出て行った。
 陶芸家の松木の作品は愛好家のあいだでは高額で取引されている。ギャラリーのオーナー吉村は、陶芸マニアだという笹木という男を連れて松木の家を訪れ、笹木は松木に壺の制作を依頼したのだった。普段そのような依頼を気軽に引き受ける松木ではなかったが、床の間に飾られた松木本人も気に入っている水差しについて、笹木が詳しく知っていたことから引き受けることにした。
 沙織がお茶を盆に乗せて客間に入ってみると、笹木は床の間の前で水差しをじっと見つめていた。
「実に美しい…」
 笹木がつぶやくように言った。
「この水差しは主人も一番気に入っているんですよ」
「いや、水差しではなく、奥さん、アナタのことですよ」
 そういうと笹木は素早く沙織の腕をつかんだ。驚いて身構える沙織の前に、笹木は数枚の写真を投げ捨てるように置いた。そこに写っていたのは…。
「奥さん、このことがご主人に知られてもいいんですか?」
 写真に写っていたのは沙織だった。しかも下半身を露出した姿だ。もちろん自分で望んで撮られたのではない。男にレイプされたあと撮られた写真だった。
「奥さん、ずいぶん激しく犯されたんじゃないですか? あいつ、手加減できない性格ですから」
 そう、笹木と名乗るこの男と沙織をレイプした男は仲間だったのだ。
「ご主人はこのこと、ご存知ないんでしょう? 隠しておきたいですよねえ。だったらわたしたちの言うことを聞いておとなしく従うことです」
「そ、そんな…」

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2010年8月30日 (月)

微熱官能文庫AVノヴェルス・23

巨乳輪姦調教レイプ
私が奴隷に堕ちるまで…。

アタッカーズ発売作品より

 テーブルの上に並べられたカードを、レースの手袋をした細い指がめくっていく。描かれた絵が暗示する意味を読み取り、静かに彼女は言った。
「あなたの未来が見えます」

 タロット占い師、フューチャー蘭。それが彼女の名前だ。
 自宅に帰ってくるともうクタクタだ。バッグを無造作にイスの上に置くと、ワインとグラスを用意して、ソファに体を預ける。普段は意識していない重力を感じるように、ずっしりと体が重い。
「ふう…」
 ワインを一口飲むと、少しは疲れがとれた気分になった。
「最近はテレビに出たりして忙しくなったけど、なんだか女の子の恋愛相談ばかりになってしまった感じ…」
 つい独り言がでてしまう。
 自分の占いにも自信のある蘭は、恋愛相談ばかりの毎日に疲れていたのかもしれない。
 蘭はもう一口ワインを飲むとグラスをテーブルにおいて、タロットカードを手にした。精神を集中させてゆっくりとカードをテーブルに並べていく。
 5枚のカードを並べ終えると、呼吸を整えて1枚ずつカードをめくっていく。
「さあ、わたしの未来はどうなるのかしら。『運命の輪』、大きな転機がくるのね。『吊るされた男』…身動きが取れない? 『塔』…え、堕落の暗示?」
 不吉なカードの暗示に蘭の表情も曇りだす。そして4枚目のカードをめくるとその不安は恐怖へと変わった。
「『悪魔』! 二度と元に戻れない。そんな、いったいなにがあるというの…」
 最後のカードを見るのは怖い気もしたが、蘭は思い切ってめくった。
「『世界』。永遠の幸福! よかった」
 それまでの不吉な暗示を吹き飛ばしてくれるようだった。ワインをまた口に含み、ソファに体を預ける。
 目を閉じて、これから起こるかもしれない波瀾を乗り切れば幸福が待っているのだ、と自分に言い聞かせる蘭。するとバッグに入れていたケータイが鳴った。
 急いで立ち上がりバッグの中からケータイを取り出すと、しばらく前に占った女性客からメールが届いていた。
〈フューチャー蘭先生、わたしいまとっても幸せです。パソコンからこのサイトを見てくださいね。〉
 短い文章とともにサイトのURLが記されていた。
 彼女も蘭に恋愛相談に来たひとりだったが、いまどき珍しく、恋人に体の関係を迫られて悩んでいる、まだヴァージンの女性だった。
「しばらく連絡なかったけど、彼とうまくいってるのかな」
 そうつぶやきながらノートパソコンを開き、URLを入力してみる。表示された画面は真っ黒な背景に「輪廻」のふた文字。そしてその下に「入場する」「入場しない」のボタンがあるだけだった。
 首をかしげていっしゅん考えてから、蘭は入場をクリックした。

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